日本代表を批判する人々への批判

昨夜、ツイートのタイムラインを眺めていて、有名な陸上競技者であった為末大氏が、ハフィントンポストという朝日新聞系のWEBサイトで、今回のワールドカップで敗退した日本代表への批判はおかしいという記事を掲載し、意見を求めていることを知った。

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サッカーの日本代表は責任を取るべきなのか

少し遅くなったが、これにコメントしてみた。ハフィントンポストは審査があるようなので、採用されるかどうかはわからない。

以下がそのコメントである。

プロスポーツ選手がマスコミや一般人に批判されることを、企業の業績や政治家の政策などと比較したり、お金と絡めたりして(もちろんそういう面白い批判もあるでしょうが)、なぜ為末さんがそんな例を持ち出して、ここでこのようにこの問題を大きく取り上げるのかが、まず私には理解不能です。

想像してください。あなたは定食屋にいます。そこにはテレビがありプロ野球の試合が流れている。そしてあなたの隣の席では、熱心なプロ野球ファン二人がその試合を観ながら激論を交わしている。その熱いプロ野球ファンはほとんど野球経験のないオジサンである。だが、このオジサンはそのチームを応援して数十年だ。そして毎試合、二人はその試合を楽しみにしている。

「相手ピッチャーはいいところに投げるよなあ。さっきの外角からあそこに投げられたら、●●も打てないな」

二人のテーブルに広げられたスポーツ紙には●●の不振を批判する記事が大きく掲載されている。オジサンは三振した●●を観て、そのテーブルをバンバンと叩いた。

「●●はもういらんな。あの野郎、優勝できなかったら、どう責任取るんだよ」

その二人にあなたは、「●●はあなたがたに何か迷惑をかけていますか?●●が責任取る必要がありますか?」などと言うのでしょうか?

そんなことは、野球であれ、サッカーであれ、人気のあるスポーツでは、定食屋で、家で、学校で、会社で、どこでも日常行われていることなのです。そしてそれは本当に熱心に自分のひいきのチームを応援して盛り上げている本物のファンの大切な日常でもあるのです。そしてそういう高い関心を持つファンがいることで、プロスポーツは人気が出て成り立っているわけです。

あなたがやっていることは、そういう真剣に応援している人々(どんな立場の人であっても)の日常を批判しているのです。私のツイッターのタイムラインでもそういう人を何人か見かけました。個人の意見なら良い人ぶってと見過ごしましょう。しかしあなたは有名人で、しかもこのような大きなサイトで問題提起している。

プロスポーツとプロスポーツのファンとマスコミのありふれた日常をなぜそんなに大きな問題として取り上げるのか?なぜそんな難しい問題にしてしまうのか?なぜそんなことをわざわざ記事にして、熱いファンの気持ちを盛り下げるのか?

そういう盛り下げる行為こそがプロスポーツ界にとって大きな損害です。


コメントは以上だ。

為末氏は次の記事で、プロスポーツは批判が許されるのか、アマチュア競技が批判されてもいいのか、という問題をさらに提起しているが、私は逆に、自身有名なスポーツマンであった彼が、それら問題を執拗に取り上げる理由が知りたい。

私は難しいことを言うつもりはない。今まで通り、普通にスポーツ観戦を楽しみたい。ただそれだけである。
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筋トレ研究家 留金隆二

筋トレ研究家 留金隆二

筋トレとダイエットを中心に、健康とスポーツに関する話題を留金独自の視点でお届けします。
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